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なぜ今、50代から少食なのか?

健康
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50代に差しかかると、体の変化を否応なく感じるようになります。
「最近太りやすくなった」「胃がもたれる」「以前より疲れやすい」
そんな実感がある方も多いのではないでしょうか。

そのような中で、私が実践し始めたのが「少食」という選択でした。
今回は、なぜ今こそ50代から少食を始めるのがいいのか、私自身の体験も交えながらお話しします。

代謝が落ちた体に、以前と同じ食事は重い

若いころは食べても太らなかったのに、今はすぐに体重が増えてしまう。
これは「加齢にともなう基礎代謝の低下」が原因のひとつです。

にもかかわらず、昔と同じ量を食べていれば、余分なエネルギーは脂肪として蓄積されていきます

「同じ食べ方」では、体はついてこられないのです。

実際に始めてみた少食の効果

私は数年前、興味本位で断食道場に行ったことがあります。
数日間、消化の負担が少ない食事を摂りながら、散歩をしたり、ヨガや温泉で過ごすプログラムでした。

この経験を通じて気づいたのが、「消化器官を休ませる大切さ」。
現代人は一日中何かを食べていて、胃腸を働かせっぱなしです。
少しの期間でも内臓を休ませることで、体調が整い、頭も冴えてくる感覚がありました。

私の実践方法:茶碗を小さくし、よく噛む

少食といっても、いきなり量を減らすのは難しいかもしれません。
私が最初に取り組んだのは「お米の量を減らすこと」でした。

そのためにまず、一回り小さな茶碗に変えたのです。
自然とご飯の量が減り、「これだけしかないから」とよく噛むようになりました

よく噛むと、唾液に含まれるアミラーゼが消化を助け食べる時間も長くなることで満腹中枢が刺激される
結果として、「食べる量は少ないのに、満足感が高い」状態をつくることができました。

“ながら食べ”をやめ、「今ここ」に集中する

少食に取り組む中で、もうひとつ気づいたのが「食べることに集中する大切さ」です。

私は以前、食事中にスマホを見たりテレビをつけっぱなしにすることが多くありました。
でも今は、「食事中は食事にだけ集中する時間」と決めています。

そうすることで、食材の味や香り、温かさをしっかり感じられ、
食事の時間がより丁寧で、幸せなものに変わったのです。

これは強制ではありませんが、「いまここ」に意識を向ける習慣は、少食生活をより豊かなものにしてくれると思います。

少食は、体にも財布にもやさしい

少食のメリットは健康面だけではありません。
食べる量が減れば自然と食費も減りますし、暴飲暴食による不調が減れば、将来的な医療費の抑制にもつながるでしょう。

食事は、日々の健康と人生の質を左右する大切な要素です。
だからこそ、50代からこそ「食べすぎない」選択をしてみる価値は十分にあると、私は感じています。

おわりに

少食は我慢ではなく、「自分の体にちょうどよい量を見つけること」。
50代からの健康づくりとして、取り入れてみる価値は十分にあります。

無理なく、気持ちよく、心地よく。
そんな「小さな変化」が、日々の暮らしを確かに変えてくれます。

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