立腰が必要

ひとりごと
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「立腰(りつよう)教育」という言葉を聞いたことはありますか?

教育者・哲学者の森信三(もりのぶぞう)氏が提唱した教育法で私なりに要約すると

「腰骨(こしぼね)を立てることによって正しい姿勢になり、正しい姿勢が人間形成に役立つ」

というものです

愛知県半田市の図書館には「腰骨を立てよう」という看板が立っているが、最初に見たときは???であった

(ちなみに森先生は半田市の名誉市民で新美南吉記念館の中に森信三先生のコーナーがあります。また森先生の「修身教授録」という本は素晴らしい本ですのでオススメです)

今、整体の仕事に携わっていると森先生の言っていたことがわかるような気がします

お客様で腰痛を訴える方の多くは骨盤が後傾状態が長く続いていることが多いからです

森先生の言う「腰骨=骨盤」で、その骨盤の横から見たときの傾きが丁度いい角度が「腰骨が立った状態」ことを言っているのではないかと思っています

*骨盤の後傾状態=下腹が出た状態

*骨盤の前傾状態=腰が反りお尻が出た状態(いわゆる軍隊姿勢)

*骨盤の傾きが丁度いい状態=腰に手を当てた時に触ることができる前面の骨(上前腸骨棘)と股間(恥骨結合)位置が側面から見た時同じ線上にある状態

で、この丁度いい角度を作るためには

1.骨盤の前傾状態を作る

2.下腹に力をいれて後傾させる

と「立腰」状態になるのではないかなと思っています

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