【やさしい漢方の本・舌診入門】レビュー

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自分で手軽に体調を管理したいけど何かいい方法はある?

こういった疑問に答えます。 

皆さんは自分の舌をまじまじと見たことはありますか?

私はここ 最近、毎日自分の舌を見ています。

というのも自分の舌を見ることで今の体調が分かるからです。

舌を見るきっかけになったのは、ある時自分の舌がまだら模様になっているのが分かり、何か病気なのではないかと調べたのがきっかけです。

漢方では、舌診(ぜっしん)と診察法があり、その方法をよりよく知るために本を購入しました。

やさしい漢方の本・舌診入門 平地治美著

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著者の平地さんは薬科大学を卒業後、鍼灸師になられた方で臨床で多く舌を診ています。

今回の記事はこちらの本を参考にしています。

なぜ舌を見ると体調がわかるのか?

漢方では、舌はその人の体質や内臓の状態を映し出す鏡だと考えられています。

なので、舌の状態を見ることで体調がわかるのです。

舌の何を見るのか?

舌苔(ぜったい)と舌身(ぜっしん)を見ます。

舌苔というのは舌の上にある苔状のもので健康な状態だと薄く白いそうです。

体調に変化があると、舌苔が厚くなったり、黄色や黒くなったりします。

舌身は舌の本体です。舌はピンク色が一番いい状態で、顔色と同じで赤くなると熱がこもった状態で青白くなると体が冷えています。

「やさしい漢方の本・舌診入門 平地治美著」には、はじめに「やってみよう!2ステップでできる!舌診チャート」がついていて、その名の通り、2ステップを踏めば自分の体調がわかるようになっています。

このチャートだけでもこの本を買う価値はあると思います。

私の場合は、右奥の舌苔がはがれた状態になっていましたのでチャートではEになり、舌の色はやや赤いかなぁ〜といった感じなので2となり、E2タイプということになりました。

Eタイプは「かなりカラダが弱っています」という診断でした。

ところどころ苔が剥がれて、まだらになった状態の舌は”地図舌”と呼ばれ、カラダに血や水が足りていない状態とのことです。

Eタイプで舌が赤いE2タイプは、「カラダの中の水が、非常に不足しているので潤いのあるものから、少しずつ補充していく」とよいようです。

玄米粉をクリーム状にした玄米クリームを食養として本ではすすめていました。

いつ舌を見るのか?

朝一番、顔を洗うとき、歯磨きをする前に見るのがいいそうです。

理由は一番舌の状態が自然で、その時の体調が現れるからとのことです。

舌のカタチから

舌のカタチからカラダの水分量をチェックできるようです。カラダの水分量は多すぎても少なすぎても良くないとのこと。

舌の縁に歯形がついている場合は、水分量が多すぎて歯形がついてしまうとのことです。

逆に水分が足りない場合は、舌にヒビが入ってしまったようになるようです。

その他

舌の体操と陰陽五行説の解説があります。

舌の体操は、ほうれい線や小顔効果があるようです。

やってみましたが、なかなかいい運動になります。終わった後は滑舌も良くなりました。

陰陽五行説は少し難しく感じますが、概要と自分の気になるところを読むだけでもためになりました。

まとめ

この本を読んでから毎日朝起きたら鏡で下の状態をチェックしています。

毎日舌を見ていると少しずつ変化があり面白いです。

今思い返してみると舌苔がまだら模様になる前には、辛いスパイスを多めにかけていてそれが胃腸に負担をかけていたのかなと思いました。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しで中庸がいいですね。

鏡があれば手軽に自分の健康状態をチェックできる舌診を生活に取り入れてはいかがでしょうか?

スマホで自撮りすれば記録が取れるのでおすすめですよ。

イラストも多くて舌診の入門としてはとてもいい本だと思いました。

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ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

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