体力づくりのために毎日なわとびをすることを始めて2ヶ月以上経ちました。
なわとびを初めてからの気づきがいくつかありましたので、これからなわとびを始めたい大人向けにまとめました。
ジョギングやマラソンをするほど体力がないと感じている人やあまり走るのが好きじゃない人もいるのではないでしょうか?
かく言う私もスロージョギングを始めてしばらくは良かったんですが、足首を腫らせてしまうことがあり、このところ走っていません。
スロージョギングについてはこちらのエントリをご参照ください。
2019年11月の下旬たまたまテレビを見ていた時に俳優の武田真治さんが体力づくりのためになわとびを勧めていました。
武田さんが勧めていた理由は、ジョギングやランニングよりも足首や膝にかかる衝撃が少ないということでしたので、それならばやってみようと思いその日のうちになわとびを買いに行き、その日からなわとびを始めました。
まずは100回連続して跳ぶことを目指すとういうことも言っていました。
最初は100回跳ぶのもヒーヒーいっていましたが、だんだんと効率よく跳ぶコツがわかってくると100回はわりと楽に跳べるようになりました。
以下なわとび素人の私がなわとびをやりながらこうすればいいのかと感じた点をまとめました。
手を回す位置
手を回す位置は胴体のほぼ真横で大腿骨の大転子(ウエストの骨から真横に手を滑らせていくと出っ張りがある骨)辺りが、なわを回すのに最適な位置ではないかと思います。
画像の赤いラインが大腿骨の大転子です。
手を回す位置が胴体の部分より前にあると、なわを回転させたとき胴体の部分より前でなわが地面に接地するので跳ぶのに多くの労力が必要になります。私はなわとびを始めた頃、胴体よりも少し前の位置でなわを回していました。
それが胴体の真横で大腿骨大転子の位置でなわを回したところ回しやすくなったのです。
手を回す位置によって跳びやすくなりますよ。
なわの長さは重要
なわの長さは身長+55cmが良いとされているようです。
私の場合、身長が175cmですので、175cm+55cm=230cmということになります。
自分なりに「これぐらいで良いかな」と思い使っていたなわとびの長さをメジャーで測ったところ242cmでした。
12cmほど長いということがわかり12cm分カットしてみて跳んでみると引っかかりにくくなりました。
12cmでも違いが出ますので適切ななわの長さは大事です。
メジャーが手元にない方はなわとびを両足を揃えて踏んで脇を締めた状態で肘を90度に曲げた状態(小さく前にならえ)から外に90度開いた状態の長さが良いようです。
グリップの持ち方
グリップはリモコン持ちで親指のツメが常に上をむくように握って回します。
リモコン持ちはテレビやエアコンのリモコンを持つような持ち方です。
ちなみに速くなわを回さないといけない時にはマウス持ちという人差し指を伸ばしたグリップがいいそうです。
手首で回す
肩から回したり肘から回すとその分余計にエネルギーを使い疲れます。
長い時間を跳ぼうとするのはかなりキツイです。
肘を軽く体側につけて手首から回すといい感じになります。
両足をそろえた前跳びは意外と膝にくる
ジョギングに比べ膝への衝撃が少ないとはいえ、けっこう膝にきます。
前跳びを足を揃えて跳ぶことは意外と衝撃があるようです。
衝撃が少ない跳び方として、ボクサーが跳ぶような「かけ足とび」や前後に足をステップする「手抜きとび」というのを推奨しています。
「手抜きとび」というのが慣れるまでは難しいですが、慣れると比較的楽に跳べ膝への負担も少なくてすみますので普通の前跳びと手抜きとびをミックスして跳んでいます。
姿勢が良くなる
なわとびをすると意外に上半身の背中側の大きな筋肉の広背筋をよく使うようで、背中にハリを感じます。
上半身の広背筋のトレーニングにも有効だと思いました。
画像は背中側から見た左の広背筋です。
広背筋は姿勢の保持に欠かせない筋肉で、猫背の方はあまり使われていない筋肉です。
広背筋が鍛えられることにより結果として姿勢も良くなるといううれしい効果も期待できると思います。
どんななわとびを買えばいいか?
私が買ったのは1000円程度のなわとびでした。
最初はこの程度で充分だと思います。
グリップにベアリングが入っているものを買いましたが、ベアリングがないものも試してみたいです。
個人的に気になっているわなとびがあります。
なわの部分にワイヤーが入っていて重いので通常のなわとびよりも上半身の筋肉が鍛えられ効率のいいワークアウトができるようです。
お値段も1万円を超えるヘビー級ですので 、試してはみたいところですがかなり迷うところです。
音楽を聞きながら跳ぶとラクに跳べる
回数を数えながらなわとびをしていましたが、最近では分数で跳ぶようにしていました。
3分間タイマーをセットして跳ぶとその3分間がとても長く感じます。
それがエクササイズ用の音楽を聞きながらなわとびをすると同じ3分間が短く感じるのです。
音楽を聞きながらのなわとびはおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちょっとづつでも跳べる回数が増えていくのはうれしいものです。
ご近所さんの目は多少気になるところですが、手軽な運動としてなわとびを始めませんか?
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