我が家では、普段あまりオフィスソフトを使うことはありません。ExcelやWordといえば、せいぜい昔の仕事や学校で使った程度。しかし先日、妻がPTAの役員を引き受けることになり、状況が一変しました。
会議資料の作成、出欠表の管理、連絡文書の作成…。PTAの活動では、思った以上にWordやExcelのようなソフトが必要になります。
妻のパソコンはLinux Mint。さてどうする?
実は、妻のパソコンはかなり前の機種で、動作が重くなっていたため、Windows10からLinux Mintに入れ替えてありました。軽快に動くようにはなったものの、Microsoft Officeは入っていませんし、LinuxにOfficeを入れるのはそもそも難しい。
とはいえ、PTAの書類作成にはやっぱりオフィスソフトが必要。どうにか無料で使える、互換性のあるソフトがないかと探し始めました。
見つけたのは「OnlyOffice」
LibreOfficeやGoogleドキュメントも検討しましたが、最終的に選んだのが「OnlyOffice」。Linuxでも動作し、しかもMicrosoft Officeとの互換性が高いという評判が決め手でした。
さらに嬉しいのは、OnlyOfficeはWindows・Mac・Linuxのすべてに対応していること。これなら、将来的に別のパソコンに乗り換えても安心ですし、家族で使い分けることもできます。
実際にLinux Mintにインストールしてみたところ、起動も速く、画面のレイアウトもWordやExcelにとても似ていて、使いやすそう。操作感に戸惑うこともなく、すぐに資料作成を始めることができました。
PTAの書類もスムーズに作成・共有できた(けれど、フォントには注意)
以前の役員からもらったWordやExcel形式のファイルも問題なく開けて、レイアウトの崩れもなし。保存したファイルも、他の役員の方にそのまま送って違和感なく受け取ってもらえました。
ただし、注意点としてフォントの違いがあります。
OnlyOfficeではMicrosoft Officeと似たようなフォントを自動で代用して表示してくれますが、完全に同じではない可能性があります。そのため、文字の位置や改行のタイミングが微妙に変わることも。
フォーマットが厳密に決められている書類などを扱う場合は、事前に確認しておいたほうが安心です。
高価なソフトを買わなくても、しっかり使える
OnlyOfficeはデスクトップ版は完全無料で、インストールも簡単。Linuxユーザーにとってはとてもありがたい選択肢ですし、PTAやちょっとした書類作成のために高額なOfficeを買う必要はまったくありません。
WindowsやMacでも使えるので、複数の環境を使い分けている方にもピッタリです。
まとめ:Linuxでも困らない。OnlyOfficeという頼れる存在
「LinuxじゃOfficeが使えないのでは?」と思っている方にこそ、OnlyOfficeはおすすめです。
今回、妻のPTA役員活動を通して改めて感じたのは、「無料でも、使えるソフトはある」ということ。
フォントなど細かい部分での違いはあるにせよ、日常の文書作成には十分すぎるほどの性能です。
「ちょっとだけ必要なんだけど、Officeは高い…」という方がいれば、OnlyOfficeをぜひ試してみてください!
おまけ:OnlyOfficeの公式サイト
今回紹介したOnlyOfficeは、以下の公式サイトから無料でダウンロードできます。
対応OS:Windows / Mac / Linux
家庭用にも、学校活動にも、無料で使えて頼れるオフィスソフトです!
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