リラクゼーション業界の業務委託について
リラクゼーション業界の求人で、「業務委託」とあるがどういうものなの?←こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 業務委託とは
- 業務委託のメリット
- 業務委託のデメリット
- 業務委託はどんな人が向いているか
- 業務委託が向かない人
リラクゼーションサロンで働く場合、求人で「業務委託」と表記してあるものがあります。
あまり聞き慣れない言葉ではないでしょうか?
業務委託とは
自営業者(フリーランス)として働くことになります
業務委託とは、リラクゼーションサロンと業務委託契約をして、施術をした時間や売上に応じて報酬を得るものです。
ここで、「給与」ではなく「報酬」としたのは、雇用契約ではないからです。
極端な例をあげます。
業務委託で仮にお店に8時間待機していて、一人のお客様も施術をしなければ、報酬はゼロです。(最低保証の制度をとっているサロンもあります)
そのかわり、8時間待機していて、6人のお客様が60分のコースで60分当たりの歩合単価が2500円の場合
6人×2500円=15000円
の報酬になります。
時給や月給に比べると、大きく稼げる可能性があります。
業務委託は雇用ではありません。
なので、労働者ではなく自営業者として働くことになります。
業務委託のメリット
時給や月給などよりも多く報酬を得ることができる可能性があります。
業務に関連する出費は「経費」として計上することができるので、セミナーに出た費用や書籍代を経費とする事ができます。
いわゆる「上司」はいないので、指示命令されることがないです。
ダブルワーク可のところが多いので複業ができます。
労働基準法の適応外なので好きなだけ働くことができます(デメリット?!)
業務委託のデメリット
報酬の多い月、報酬の少ない月でバラツキがでることがあります。
源泉徴収でないので、確定申告が必要となります。
失業保険がないので、仕事がないと収入が途絶えてしまいます。
業務委託はどんな人が向いているか
セラピスト経験者である程度「指名」と「次回予約」を取っていた人は向いています。
ある程度というのは、お客様の30%以上が指名客であるくらいを指します。
繁忙期であれば、たくさんのお客様がいらっしゃるので指名客がいなくても稼ぐことができます。
しかし、暇な時期になってくると少ないお客様の分け合いになりますので、稼ぐことが難しくなります。
そんな、暇な時期においても「指名客」がいれば、ある程度収入を見込むことができます。
業務委託が向かない人
毎月安定した収入を望む人は向いていません。
セラピストの経験が少ない人または未経験者は、よほどの繁盛店でなければ、最初から稼ぐのは難しいです。
いかがでしたでしょうか。
個人的な意見としては、業務委託で働く前に時給・月給制である程度経験と実績を積んでから業務委託に移る方がリスクは少ないと思います。
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