「日記をつけたいけれど、紙だと続かない」「アプリを入れても三日坊主だった」。
そんな方におすすめなのが、Googleカレンダーを“日記代わり”に使う方法です。
スマホでもパソコンでも使える手軽さがあり、シンプルなのに機能は十分。
日々のちょっとした出来事を気軽に残したい人にぴったりです。
ちょっとした思い出を「日付と一緒に」残せる
あるとき、家族から思いがけない贈り物をもらいました。
ささやかな出来事でしたが、気持ちがあたたかくなったことをどこかに残しておきたくなって、Googleカレンダーにメモしました。
「予定」として記録することで、“その日”に起きた出来事として自然に記憶に残せるのがいいところです。
Googleカレンダーが日記に向いている理由
いつでもどこでも書ける
スマホからすぐに開けるので、スキマ時間や移動中に一言書くだけでもOK。
アプリの追加がいらない
すでに多くの人が使っているGoogleカレンダーをそのまま活用できるのが強みです。
振り返りやすい
月表示や週表示で過去の出来事をパッと見返せます。文字だけでも記録しておけば、後で思い出がよみがえってきます。ワードの検索もできます。
1行だけでも立派な記録
タイトル欄に一言残すだけでも日記として十分。気が向けば本文に追記もできます。
地図情報も一緒に残せる
予定入力画面にある「場所」の欄に店名や地名を入れると、Googleマップと連携して地図情報を自動で表示できます。
「このカフェ、また行きたいな」と思ったときの記録にも便利です。
繰り返し機能で「未来の自分」に思い出を届ける
Googleカレンダーでは「繰り返し」設定ができるため、
記録した出来事を1年後・毎年の同じ日に自動で表示させることもできます。
日記をわざわざ見返さなくても、カレンダーがやさしく思い出させてくれるのは、ちょっとしたご褒美のようなものです。
Googleカレンダーの日記としての使い方【スマホ版アプリ】
Googleカレンダーを開き左の三本線のアイコンから「日」を選び、上部の辺りをタップする。ここをタップすると「終日」扱いの予定になる。

「タイトルを追加」にタイトルを入力する。自分の場合は単に「日記」と入れいるが、好きなタイトルを入力可。

毎年表示させたい時は初期設定では、「繰り返さない」となっているが、「繰り返さない」をタップして、「毎年」にする。

「場所を追加」をタップすると、場所を入力することができる。

「説明を追加」という項目に日記の内容を入力する。

画像を追加したい場合はGoogleフォトを開き「共有」をタップする。

「リンクを共有」をタップする。

「リンクをコピーしました」と出るので、Googleフォトを閉じる。

「説明を追加」の項目に、先程のリンクを貼り付け、上部の「保存」をタップする。

保存したものが終日の予定として表示されているので、こちらをタップすると内容を確認・編集ができる。

保存した日記を開いた画像。「説明を追加」の項目の画像のリンクをタップすると画像を見ることができる。

リンク先の画像。画像のタイトルを入力することも可。

まずは「一言日記」から始めてみよう
毎日続けなくても構いません。気が向いたときに、カレンダーを開いて一言。
それだけでも、立派な「自分の記録」になります。
きちんと続けることよりも、思いついたときに書ける気楽さこそが、Googleカレンダーを日記に使う一番の魅力かもしれません。
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