日々の生活の中で、ふと気持ちが沈んだり、なんとなくモヤモヤしたりすることは誰にでもあるものです。
そんなときに「ほんの一言でも書いてみる」ことで、心が少し軽くなることがあります。
最近、ある出来事がきっかけで、私自身も「この気持ちをどこかに残しておきたい」と感じたことがありました。
さりげない日常の中の、ちょっと嬉しい出来事――それをメモのように記録しておきたくて、日記を再開することにしました。
日記を書くことで得られる6つのメリット
自分の気持ちに気づくようになる
「なんとなく不機嫌」「ちょっと疲れた」――その感情に名前をつけるだけでも、自分を理解しやすくなります。
書くことで、感情が見える化され、気持ちが落ち着く効果もあります。
頭の中を整理できる
考え事がグルグルしてしまうとき、紙や画面に書き出してみると、意外とすっきりすることがあります。
書くことで、優先順位や本当の悩みが明確になってくるのです。
小さな出来事に目を向ける習慣がつく
「今日何を書こうかな」と振り返る時間があると、自然とささやかな出来事にも目が向きます。
たとえば、ある日ふと、子どもからもらった贈り物のことを思い出しました。
特別なものではないけれど、「自分で選んでくれたんだな」という気持ちが嬉しくて。
そんな出来事を記録しておくと、後から読み返したときに、その時の気持ちまでよみがえってきます。
自分の行動や習慣を見える化できる
運動を始めた、読書を続けている、生活を整えたい――そんなときに日記を活用すれば、習慣の継続にも役立ちます。
「先週は3回ウォーキングできた」など、後から振り返って自分を褒める材料にもなります。
忘れたくない思い出を残せる
時間とともに、印象的だった出来事も少しずつ色あせてしまいます。
日記に書いておくと、当時の情景や気持ちも一緒に残すことができるので、大切な思い出の記録にもなります。
未来の自分への手紙になる
1年前の日記を読み返して、「あの頃はこんなことで悩んでいたんだ」と気づくことがあります。
苦しかった時期も、乗り越えた後で見ると、きっと自分を支えてくれる記録になるはずです。
完璧じゃなくていい、たった一言でもいい
「毎日書かないとダメ」「うまく書けないと意味がない」と思っている人は多いかもしれません。
でも、日記はもっと自由でいいものです。
たとえば、
- 「晴れて気持ちのいい一日」
- 「夕飯がおいしかった」
- 「プレゼントをもらって、ちょっと嬉しかった」
そんな一言でも、その日の自分の感情がこもった立派な記録です。
まとめ:自分を整える、静かな習慣
日記を書くことは、自分と静かに向き合う時間でもあります。
誰かのためではなく、自分のために、ちょっと立ち止まって書いてみる。
それだけで、日々の中に小さな安心感が生まれてきます。
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