一日の終わりに、香りでリセットしてみませんか?
毎日バタバタと忙しく過ごしていると、気づけば頭の中がいっぱいになっていて、なかなか眠れない…。そんな夜に、静かに香りを焚くだけで心がすっと落ち着くのを感じたことがありますか?
最近、私は「お香」に興味を持ち、寝る前の時間に取り入れてみました。すると、たった10分ほどでも気持ちが切り替わって、自然と眠りにつけるように。この記事では、お香を初めて使う方に向けて、選び方や使い方をわかりやすくご紹介します。
お香ってどんなもの?
お香とは、植物の香木や樹脂、ハーブなどを材料にして作られた「焚いて楽しむ香り」です。火をつけて煙とともに香りを楽しむという点が、アロマオイルやディフューザーとは違います。
主なお香のタイプは以下の通りです。
- スティック(棒)タイプ:最も一般的。香立てに立てて使います。
- コーン(円すい)タイプ:煙が立ち上りやすく、香りが強め。
- 渦巻きタイプ:長時間焚けるので、広い部屋や長い時間に最適。
初心者の方には、扱いやすく香りの種類も豊富なスティックタイプがおすすめです。
お香の魅力とは?
香りには、人の気分を落ち着けたり、集中力を高めたりする力があります。特にお香は、煙のゆらぎと一緒に香りを感じることで、視覚・嗅覚の両方から癒しを与えてくれます。
こんなときにおすすめです:
- 一日の終わりに気持ちをリセットしたいとき
- 読書やストレッチ、日記タイムに集中したいとき
- 焚き火やキャンドルと同じように、静かに「自分だけの時間」を楽しみたいとき
初心者におすすめのお香と道具
私が最初に選んだのは、無印良品のお香「白檀の香り」と「ひのきの香り」。白檀はほんのり甘くて落ち着いた香りで、夜の部屋にぴったりでした。ひのきは森の中にいるような、やさしく落ち着いた木の香りがします。ほかにも「ウッディアンバー」や「柚子」など、好みに合わせて選べるのが無印の魅力です。
セットでそろえておきたいのは以下の3つ:
- お香(スティックタイプ、できれば短め)
- 香立て(無印のセットにはミニ陶器のホルダー付き)
- 耐熱皿(灰が落ちるので、香立ての下に敷くお皿、お家にある小皿で代用可)
初期費用も1,000円前後で、気軽に始められるのが嬉しいポイントです。

寝る前のナイトルーチンに、お香を
私の最近のお気に入りルーチンはこんな感じです:
- お風呂にゆっくり入る
- 部屋の照明を落として、間接照明にする
- お香に火をつけて、静かに焚く
- 深呼吸しながら、今日を振り返る or 何も考えずにぼーっとする
- 自然と心が落ち着いてきて、眠くなる
香りが「寝る準備」のスイッチになってくれるんですね。何気ない夜の時間が、特別なものに変わりました。

お香の注意点と安全な使い方
- 火を扱うので、燃えやすいものの近くでは使用しない
- 焚いた後は換気をしっかり行う(残り香が気になる方は特に)
- ペットや小さなお子さんがいる場合は、手の届かない場所で使用する
短時間でもしっかり癒されるのが、お香の魅力。でも安全第一で楽しみましょう。
まとめ:香りのある夜で、眠りが変わる
お香を焚くのは、ただの「習慣」ではなく、小さな贅沢でもあります。忙しい日常の中で、自分のために10分だけ時間を取る。たったそれだけで、眠りの質も、翌朝の気分も変わってきます。
これからも、香りのある暮らしを少しずつ広げていきたいと思っています。
【おまけ】お香と瞑想の相性は抜群です
実は、お香は瞑想や呼吸法と組み合わせるのにもぴったり。静かな部屋でお香を焚くと、自然と呼吸が深まり、意識が内側に向かいます。
「香りを感じながら、5分だけ座ってみる」だけでも、心が整っていくのを感じられるはずです。
もし瞑想に興味がある方は、お香を“スイッチ”として取り入れてみてください。白檀や沈香など、落ち着いた香りが特におすすめです。
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