「スッキリした部屋にしたい」「もう少し身軽に暮らしたい」と思ったとき、ついやる気が出て一気に片づけたくなることってありませんか?
私も何度もそうやって勢いで始めたことがあります。でも、継続がむずかしい。
そこで最近は、「あせらずゆっくり、無理のない範囲でモノを減らしていく」というスタンスに落ち着きました。ポイントは、自分なりのルールを決めておくことです。
あせらない片づけが心にやさしい
一気にやろうとすると判断の連続で頭も心も疲れてしまいます。
だからこそ、「今日は1日1つだけ手放す」といった小さなルールから始めるのがおすすめです。レシート1枚でも、壊れたペン1本でもOK。小さな一歩の積み重ねが、気づけば大きな変化になります。
自分ルールを持つと“考え疲れ”が減る
片づけのたびに「これは捨てるべき?」「買ってもいい?」と迷っていては、どんどん疲れてしまいます。
そんな時に役立つのが、自分なりの「片づけルール」です。あらかじめ基準を決めておくと、判断がラクになります。
私が意識しているルールはこんな感じです:
ワンイン・ワンアウト
何か新しいモノを買ったら、家にあるモノをひとつ手放す。靴を1足買ったら、古い靴を1足処分、という具合です。
適正在庫を決める
ハンカチは5枚まで、ストックの洗剤は1本まで。増えすぎないよう、自分なりの「ちょうどいい量」を考えておきます。
使っていないものは「手放し候補」
1年以上使っていないものは「なぜ持っているのか?」を見直すサイン。すぐに捨てるわけではなく、保留ボックスに入れて一定期間たってから判断するのもアリです。
消えモノはOK、残るモノは慎重に
消耗品や食料品のように使えば無くなるモノは、それほど慎重にならなくてもいいかもしれません。でも、形として残るモノは、「とりあえず1日買わずに保留」というルールを設けると失敗が減ります。
1日経っても欲しいと思ったら、それは本当に必要なものかもしれません。
自分のペースでいい
片づけやモノを減らすことに正解はありません。人それぞれ性格も環境も違います。
一気に片づけるタイプの人もいれば、私のようにゆっくり進めるほうが合っている人もいます。
だからこそ、「こんなスピードで大丈夫かな」と思っても大丈夫。自分に合ったやり方で、心地よく続けられることを何より大事にしたいですね。
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