「お金のこと、ちゃんと学んだ記憶ありますか?」
私は50代になってからFP(ファイナンシャル・プランナー)3級を受験しました。
実はこの資格、試験のためというよりも、「これからの人生に必要な“お金の教養”をちゃんと身につけたい」という気持ちから勉強を始めたんです。
そして勉強を進めるうちに何度も思いました。
「これ、もっと若いときに知っていれば……!」
お金に関する知識って、誰でも一生付き合っていくものなのに、なぜか学校ではほとんど教えてくれない。
だからこそ私は声を大にして言いたいのです。
FP3級の知識は、10代のうちから身につけておくべき!
そして同世代の方には、「自分が学ぶ」だけじゃなく、「子どもにもぜひ勧めてほしい」と思っています。
学べば学ぶほど「今さら聞けないこと」ばかりだった
私がFP3級を通して学んだこと、それは日常生活に直結するお金の知識でした。
- 年金の仕組み
- 医療保険や生命保険の基本
- 所得税や住民税などの税金
- 投資や資産運用の考え方
- 相続や贈与の基礎
こうした内容を学ぶ中で、ずっと“なんとなく”で済ませてきたことの多さに気づきました。
たとえば、保険は「周りが入ってるから」「不安だから」という理由だけで契約していたし、年金制度に関しても「自分がもらえるかどうか」くらいしか知らなかった。
でも、FP3級の勉強を通じて、いろんなことがつながり始めたんです。
「なるほど、だからこういう制度になってるのか」
「こっちを選んだ方が、長期的に見て有利だったんだな」
知識があることで、自信を持って選べるようになる。
そしてその選択が、将来の自分を助けてくれる。
それが、50代で気づいた一番大きな学びでした。
若いときに知っていたら、もっと違う選択ができた
正直に言うと、これまでの人生で「お金」に関して小さな後悔はたくさんあります。
- 保険に入りすぎていたこと
- もっと早く資産運用を始めていれば…という思い
- 教育費や老後資金の計画が甘かったこと
でも、もし10代の頃にFP3級レベルの知識を持っていたら?
もっと計画的に人生を設計できたかもしれない。
もっと早く、「お金に強い自分」になれていたかもしれない。
そんなふうに思うからこそ、自分の子どもにも「この知識は早めに学んでほしい」と感じるようになりました。
FP3級は、コスパ最強の「一生モノの知識」
FP3級は決して難関資格ではありません。
試験範囲は広いですが、独学でも十分合格できます。
しかも教材費や受験料を含めても1万円ちょっとで済む。
これで、将来にわたって役に立つ知識が得られるなら、圧倒的にコスパがいいと言えるのではないでしょうか。
しかもこの知識、資格を取るかどうかは関係なく、学ぶこと自体に価値があります。
子どもにこそ勧めたいFP3級
もしあなたが私と同じ50代で、子どもがいるなら――
ぜひ「FP3級、受けてみたら?」と勧めてほしい。
テスト勉強のための勉強じゃない。
将来、自分でお金を管理し、選択し、人生を切り拓いていくための知識。
「勉強しなさい」と言う代わりに、「これを知っておくと得だよ」と、FPの知識を伝えてあげてほしいのです。
まとめ:お金の知識は、人生を助けてくれる武器になる
お金の知識があるかどうかで、人生の選択肢が変わる。
それを50代になってようやく実感した私だからこそ、これからの世代には早いうちから学んでほしいと心から思います。
FP3級はその第一歩にぴったりです。
10代でも、50代でも、始めるのに遅すぎることはありません。
でも、早い方が確実に得をする。
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